米国内に残してきた投資信託の口座。
子供が小さい頃に作ったものなので20年以上放置していたので金額的には相当の利益。残念なのは追加投資が全くできていなかったこと。タラレバだがもったいなかった。
さてこの口座、親権者である私が開設したUTMAの口座である。UTMAとはUniform Transfers to Minors Actの略で、親が未成年の子どもの財産を一定年齢まで管理できるアメリカの制度。日本のジュニアNISAに似ていると言えよう。
子供が21歳になったときに「どないかせんと、追加投資できまへんで」と投信会社(証券会社)からレターが来ていた。あれから数年放置していたが、このままでは身動きが取れない。追加投資するにも引き出すにも本人に管理を任せようと考えて本人名義の口座を作り移管しようと考えた。
口座開設のために投信会社に電話をかけて申し込みフォームを請求することにした。電話先は米国内トールフリー番号(国内無料通話番号)である。日本で言えばフリーダイアルである。しかしながら日本からまともにかけると通常の電話料金が発生してしまう。
そこで使えるのがSkype。クレジットを登録すれば格安の電話として相手先電話と通話できるが、その登録なくともトールフリー番号をダイヤルするだけで使えるのである。
時差を確認してポチポチ番号をかけると無事つながった。よくある自動音声の案内にしたがって選んでいき、オペレータに繋がり、所望を伝える。本人確認でソーシャルセキュリティ番号や、いくつかの質問に答えた後、申し込みフォームをメールしてくれることとなった。あとは本人に記入してもらって申し込んでもらおう。移管指示のフォームも一緒に送られてきた。
Fill out
申し込み用紙などの書類に「記入する」や「書き込む」の意味である。
送られてきたPDFフォーム上で記入してのメール送付でも申し込みは可能とのこと。
今どき紙で郵送はないかな。