ビジネスとしてキャパというといくつかの意味で使われます。
ちょっと調べてみました。
キャパ capacity
日本のビジネスシーンでは「キャパシティーオーバー」という使い方が多いですかね。「(能力の)許容量を超えている」という意味合いで使いますね。
capacity of container
容器や施設の収容量、収容人数。
タンク容量、ハードディスク容量や体育館、劇場の収容人数ですね。
Chase center has a seating capacity of 18,064.
チェイスセンターは18,064の収容席数がある。
NBA、ゴールデンウォリアーズの本拠地ともなると座席数が半端ないですね。
This new model PC has a hard disk storage capacity of 1,000 gigabytes.
この新型PCは、ハードディスクの記憶容量が1,000ギガバイトあります。
今どきのPCは1,000ギガバイト(1テラバイト)のHDD必要か。
能力 ability
力量、あるいは理解する、何かをする能力
I don’t have the capacity to write that kind of song.
そういった曲を作る能力がないんです。
著名な音楽家がジャンル違いの曲を聞いた後の感想かな。謙遜が入っている気がする。
I was tired and exhausted. This project was beyond the capacity of me.
私は疲れ果てました。このプロジェクトは私の能力を超えていた。
無理な仕事が降ってきた。
生産能力
機械や工場などの生産能力を言うこともある。
The factory is working at full capacity.
工場はフル稼働状態です。
急に大きな需要が発生して発注が多くなった。
最後に
いずれの意味合いであっても、capaという単語は存在せず、妙な省略 capaとは言わないのでご注意下さい。
参照:Oxford Learner’s Dictionary
おまけ
冒頭の写真はさいたまスーパーアリーナ(2022-09-30)である。