連日のTV中継、時にはネット中継で
盛り上がっている東京オリンピック。
無観客は本当に残念だけど、
熱戦が繰り広がり
アスリートの皆様の頑張る姿に
敬意と驚きを隠せません。
さて、日本選手の活躍目覚ましいなかで、
ちょっと興味を持った
米国選手がいたので調べてみました。
女子200m個人メドレーで
彼女にとって1つ目の金メダルを獲得した
大橋悠依選手。
彼女に続く2位、3位が
米国バージニア大学(University of Virginia)所属の
Alex Walsh: Silver
Kate Douglass: Bronze
です。
なぜ興味をもったかといいますと、
25年前の私の米国駐在の場所が
バージニア大学(University of Virginia)のある
Virginia州Charlottesvilleだったのです。
州立大学というと世界のトップアスリートが集う
というイメージがなかったのですが、
今回に限ったことかどうかはわかりませんが
今回の米国選手団を調べると
多くのバージニア大学所属あるいは出身が参加しています。
以下がその二人のメダルに関するローカル紙の記事
上に引用した記事のなかに見慣れない表現を見つけました。
Rising sophomore Alex Walsh won the silver medal with a time of 2:08.65. Douglass, a rising junior, came in just behind her teammate with a time of 2:09.04.
rising sophomore
ってなんだ?
米国の大学の学年の呼び方ですが
1年生 freshman/ freshmen
2年生 sophomore
3年生 junior
4年生 senior
これらは私も長い間知りませんで
結構最近になってから私のボキャブラリに
追加されたものです。
rising sophomore
調べましたら、これは1年生が終了し、次学期からは2年生という意味で、
日本語にあえて訳すなら新2年生とか次期2年生というところでしょうか。
ご承知のように米国では秋が学校年度の切り替わりになることが多いので、
夏のこの時期に学年を表現するときはこのようになる。
ちなみに、大橋悠依選手の2つ目の金メダルを獲得した
400m個人メドレーで2位になった選手もバージニア大学所属です。
Emma Weyant: 400m 個人メドレー Silver
彼女は新1年生で、incoming freshmanとして紹介されています。
incomingはもうちょっと聞き馴染みあるかな。
こんな感じで、
少しでも関わりのあるというか、知っている場所や学校の
選手が活躍するのを見ていると
競技を見る目も変わってきます。
なお、記事タイトルにあるUVaは
バージニア大学(University of Virginia)略称として使われます。
まだまだ目の離せないオリンピック、
英語のニュースを読んでみるのも
面白いですね。
初出:2021-07-31