ChatGPTアプリ(iPhone版)の OCR機能(文字読み取り)機能をご紹介したいと思います。
はじめに
iPhone向けChatGPT公式版アプリがあります。その音声認識の機能を使った音声英会話の方法を、以前ご紹介しました。
Whisper搭載のChatGPTアプリで音声英会話(2023-05-30)
今回は OCR 文字読み取り機能をご紹介したいと思います。また、それを使って英会話教材作成のデモをします。
OCR機能
OCR機能そのものはiPhoneの機能にあります。以下はChatGPTアプリ(iPhone)のメッセージボックス使って説明します。
上図のメッセージボックスの左端、赤丸で囲ったところを長押しすると、ポップアップメニューが出てきます。
そのポップアップメニューの右に青丸で囲ったところをタップするとOCRモードになりカメラが開きます。
文字認識された部分がメッセージボックスに入力されます。
読ませてみよう
今回使用したものは昨年米国旅行で訪問したワイナリーのパンフレットの一部。https://www.freemanwinery.com/
上図の青で囲った部分を読み取らせてみます。
テキスト化され上記のようになりました。ここまではiPhoneの機能です。
英語学習用に「上記の英文を理解を試す英語の4択の内容一致問題を3本作って。」(青枠部分)と入力すると、さっそく以下のように作ってくれました。
「日本語で設問の解説と回答をお願い。」と付加すると、
以下のように、解説と回答を用意してくれました。
まとめ
iPhone版ChatGPTアプリを使ってOCR機能で英文を入力し、英文理解確認問題を作ってみました。
- iPhone装備のOCR機能(文字認識)を使ってみた。
英文テキストをかなりの精度で読み込めます。文章量によりますがかなり便利に使えそうですね。 - 入力以後は、ChatGPTの機能である。英語学習に沿った応用例として、英文理解確認問題を作ってみた。即、作成し、解説も同時にできる。教材作成が簡単にできました。いつでもどこでも英文理解の練習ができますね。
YouTubeデモ
読み取り対象が異なりますが、同じ内容のデモをYouTubeに上げてあります。ご参照いただければ幸いです。