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Less is more. 控えめがいい時もある

Crown Hall

ラブコメディー映画をアマゾンプライムで見た。

Romance the on Menu

見た映画は ”Romance the on Menu.”(邦題:ロマンス・オン・メニュー 約束のミートパイ)2022オーストラリア(リンクは日本のアマゾンプライムである。)

あらすじ:IMDbより
ニューヨークのレストランの女性オーナーシェフの主人公は、オーストラリアのレモンマートル・コーブにあるカフェを相続し、この場所と人々、特にこのカフェの魅力的な地元男性シェフと恋に落ち始める。

落ちが最初からわかるような物語ではあるが、私はこのジャンル結構好きだ。

最後の方にセリフで”Less is more.”といって主人公が告白を中断させるシーンが有った。気になったので調べてみた。

Less is more.

直訳すると

“Less is more” の直訳は、「少ない方が良い」となる。単純な直訳だけでは本来の意味を完全に表現はできない。
辞書によると、必要最低限のものだけを使うということでより効果的な製品・結果を生み出すことができる。とある。

参照:Oxford Learner’s Dictionary

もっと調べてみたら

“Less is more” とは、あまり複雑でなく、必要最低限のものだけを使うことで、より効率的に、より効果的に、より美しく物事を達成できるということを意味する。「少ない方が豊かである」という考え。

 

 

ベルリン国立美術館・新ギャラリー
«© A.Savin, WikiCommons»

このフレーズは、20世紀初頭に活躍したドイツの建築家であるミース・ファン・デル・ローエが提唱した言葉として広く知られている。例えば、デザインにおいて、シンプルな形状やミニマルなカラーパレットを使うことで、デザインの鮮やかさや印象的さを強調することができる。また、人生においても、物事を単純に保つことで、ストレスや混乱を減らし、より豊かな人生を送ることができるとされている。

冒頭の写真はミース・ファン・デル・ローエ設計のイリノイ工科大学クラウンホール。中段に挿入したのは同じくベルリン国立美術館・新ギャラリーである。

Some people find that using fewer words in their writing can have a more powerful impact – less is more.
文章で言葉を少なく使うことが、より強いインパクトを持つことがあると感じる人もいます。「少ない方が豊かである」。

 

映画の中では

相手の喋りを中断させるシーンでのセリフで、「これ以上は言わないで」といったところか。日本語字幕としては「控えめがいい時もある」となっていた。上記の意味から考えるとうまくハマった翻訳と言えますね。

KISS

似たような表現でプログラミング、機能や装飾に関してKISSの法則というのがある。

Keep it simple, stupid.
単純にせよ、馬鹿。

“KISS” というフレーズは、「Keep it simple, stupid.(単純にせよ、馬鹿)」という意味である。ただし、 “KISS” は単純な原則であり、作業やプロジェクトにおいて、できるだけ単純にして問題を簡素化することを目的としている。また「Simple is the best.」という表現もあるが、「シンプルが一番」となり、簡潔で明快なものが最高のものであるという意味である。これもKISSの法則のほうに近い。一方、「Less is more」は、この2つとアイデアは似ているが、芸術やデザインにおける美しさを求める哲学的アプローチといえる。

When writing an email, remember the KISS principle and keep it short and to the point.
メールを書く場合、KISSの原則を覚えて、短く要点を押さえた文章にしてください。

終わりに

何事もやりすぎは良くない場合がある。複雑にならぬよう、凝りすぎずに、基本を押さえておくことがより美しく物事を達成できることなのであろう。
映画にはこれはやりすぎだろうというものがたまにあるね。

 

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