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「まだ決まってない」を英語でスマートに — “up in the air”

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1. 序章

「あの件、どうなりましたか?」

会議室で、チャットで、メールで……。ビジネスの現場では、こう聞かれて答えに詰まる場面が山ほどあります。

承認待ち、交渉中、まだ結論が出ていない——そんな時、「えっと、まだ……」とつぶやくだけでは、せっかくのプロフェッショナルな印象が台無しです。

そこで今回登場するのが “up in the air” というフレーズ。 決まっていない状況を、堂々と、しかも自然に伝えるための必須表現です。知っていると知らないとでは、会議でのあなたの「見え方」が大きく変わります。


2. 意味・由来・使いどころ

2-1. 意味

up in the air は、直訳すると「空中に浮かんでいる」。

ビジネス英語では、「まだ決まっていない」「未確定の」「宙ぶらりんの状態」 を意味します。

  • Things are still up in the air. → まだ何も決まっていません。
  • The decision is up in the air. → その決定はまだ保留中です。

ネガティブな失敗を指すのではなく、「プロセスの途中にある」 という中立的なニュアンスが特徴です。

2-2. 由来

イメージは、空中に投げ上げたボールです。まだ地面に落ちていない——つまり「着地(=結論)していない」状態。16世紀ごろから英語圏で使われてきた表現で、もともとは「混乱した、不安定な」という意味合いも持ちました。現代ビジネス英語では、感情的なニュアンスは薄れ、「未決定・保留中」という実務的な意味で定着しています。

2-3. ビジネスでの使いどころ

  • 上司や同僚から進捗を問われたとき
  • 交渉・承認プロセスがまだ完了していないとき
  • 相手に「まだ回答できない」と丁寧に伝えたいとき

2-4. 類義語

  • Pending: 保留中(より公式・書面的)
  • Undecided: 未決定(より直接的)
  • On hold: 一時停止中(”put on hold” とも)
  • To be determined (TBD): 未定(スケジュールや担当者などに多用)

3. ストーリー

3-1. 英文ダイアログ

前日譚がこちらです。 “Due Diligence”「ただの調査」ではありません。失敗を防ぐ合言葉 。本当の意味と使い方  この話の続きになります。

Scene: A meeting room at Beacon Biosciences. The due diligence on Apex Labs has been completed. David (R&D Lead) and Sarah (Senior Marketing Director) are now waiting for the Board’s final decision on the partnership.
David: Sarah, the due diligence report is finished. Legal and Finance both signed off.
Sarah: Good work, David. That was thorough. So, when do we announce the partnership?
David: Well, honestly, the final decision is still up in the air.
Sarah: What do you mean? The Board received the report last week.
David: Yes, but Mr. Carter asked for more time to review the financial projections.
Sarah: I see. Do you have any idea when they will decide?
David: Not exactly. Mr. Carter has not given us a clear date yet.
Sarah: I understand. But the Apex Labs team is waiting. They need to plan their side as well.
David: I know. I am just worried about losing momentum again.
Sarah: David, uncertainty is not a problem. It is a stage in the process.
David: That is a good way to look at it.
Sarah: Our job now is to communicate clearly. We should update Apex Labs today.
David: What do we tell them? We don’t have a clear answer yet.
Sarah: Just be honest. Tell them the decision is still up in the air, but we expect an update by Friday.
David: That sounds reasonable. I’ll contact their project lead this afternoon.
Sarah: Good. And David — keeping people informed is how you keep their trust.
David: Understood. I’ll make sure everyone stays in the loop.
Sarah: Exactly. Uncertainty is manageable. Silence is not.


3-2. 動画

 


3-3. 日本語訳と解説

場面: ビーコン・バイオサイエンシズの会議室。エイペックス・ラボに対するデューデリジェンスが完了し、研究開発リードのデイビッドとシニア・マーケティング・ディレクターのサラが、役員会の最終決定を待っている。

David: サラ、デューデリジェンス報告書が完成しました。法務と財務、両チームも承認しましたよ。
Sarah: お疲れ様、デイビッド。徹底的な仕事だったわね。で、提携はいつ発表するの?
David: ええと、正直なところ、最終決定は未定の状態(up in the air) です。
解説: デイビッドはここで、結論が出ていない状況を正直かつ端的に伝えています。”I don’t know” より自然で、プロらしい響きがあります。
Sarah: どういうこと? 役員会には先週報告書を渡したはずでしょう。
David: はい、でもカーター氏が財務予測をもっと精査する時間が欲しいと言っています。
Sarah: なるほど。いつ決まりそうか見当はついている?
David: はっきりとは。カーター氏からまだ明確な日程をもらえていないんです。
Sarah: わかるわ。でも、エイペックス・ラボのチームは待っているわよ。彼らも自分たちの計画を立てる必要があるの。
David: わかっています。また勢いを失ってしまうのが心配で。
Sarah: デイビッド、不確実性は問題じゃないわ。それはプロセスの一段階に過ぎないの。
解説: サラの核心的なセリフです。「未定=失敗」ではなく「プロセスの途中」と捉え直すことで、焦りを落ち着かせています。
David: そう考えると気が楽になりますね。
Sarah: 今の私たちの仕事は、明確にコミュニケーションすること。今日中にエイペックス・ラボに状況を伝えましょう。
David: 何を伝えればいいでしょう? まだはっきりした答えがないのに。
Sarah: 正直に言えばいいのよ。決定はまだ 保留中(up in the air) だけど、金曜日までには進展が見込めると伝えて。
解説: 期限(by Friday)を添えることで、相手への誠実さと主体性が同時に伝わります。実務で今すぐ使えるモデル表現です。
David: それは筋が通っていますね。今日の午後、先方のプロジェクトリードに連絡します。
Sarah: いいわ。それにデイビッド——情報を共有し続けることが、信頼を守る方法よ。
David: わかりました。全員が情報を把握できるようにします。
解説: “stay in the loop” は「情報の輪の中にいる=常に状況を把握している」という定番表現。”up in the air” とセットで覚えると実用性がぐっと高まります。
“stay in the loop” 以前こちらの記事で紹介しています。「チームの「聞いてない!」を防ぐ。”in the loop”
Sarah: その通り。不確実性はコントロールできるわ。でも沈黙はできない。
解説: 記事全体のメッセージを一文で凝縮した、サラらしい締めのセリフです。


3-4. Words and phrases

番号 単語 / フレーズ 品詞 日本語解説
1 up in the air 形容詞句 未決定の、宙ぶらりんの
2 sign off 動詞句 承認する、最終確認する
3 thorough 形容詞 徹底的な、入念な
4 financial projections 名詞句 財務予測
5 lose momentum 動詞句 勢いを失う
6 stage in the process 名詞句 プロセスの一段階
7 expect an update 動詞句 進展・続報を見込む
8 keep informed 動詞句 情報を共有し続ける
9 stay in the loop 動詞句 情報の輪の中にいる、状況を把握する
10 uncertainty 名詞 不確実性
11 manageable 形容詞 対処できる、コントロール可能な

4. 例文:すぐに使えるシンプルな表現

  1. The meeting date is still up in the air. (会議の日程はまだ未定です。)
  2. Our plans are up in the air right now. (今のところ、私たちの計画は宙ぶらりんです。)
  3. Is the budget still up in the air? (予算はまだ決まっていないのですか?)
  4. The project timeline is up in the air. (プロジェクトのスケジュールはまだ確定していません。)
  5. Everything is up in the air until we hear from the Board. (役員会から連絡があるまで、すべてが未定です。)

5. 結び

ビジネスの現場では、「決まっていないこと」自体は何ら珍しくありません。問題なのは、その状況をうまく言葉にできないこと、そして黙ってしまうことです。

“up in the air” は、そんな「宙ぶらりんの瞬間」を、弱さではなくプロセスの一部として堂々と語るための言葉です。

今日のサラのセリフを思い出してください。

“Uncertainty is manageable. Silence is not.” 不確実性はコントロールできる。でも沈黙はできない。

次に「まだ決まっていない」と言いたくなったら、ぜひ “It’s still up in the air, but we expect an update by Friday.” と一言添えてみてください。その一言が、あなたへの信頼を確実に高めてくれるはずです。

Don’t leave people in the dark — say it’s up in the air!

 

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