ビジネス用語でリバイズというのがあります。日本語の意味と元になっている英語の意味を考えてみましょう。
リバイズ
リバイズとは、校正する、修正する、訂正するという意味で使われます。文章を改訂・更新したり、新しい情報を付け加えるときに使用します。
「資料を差し替える」や「内容を追加してバージョンアップさせる」という意味で使われることが多いですね。
revise
元になっている英語での意味は、辞典を調べてみると以下のようにある。
- 学んだことを理由に、自分の意見や計画を変更すること。
I realized that I would have to revise my financial plan.
資金計画を見直さなければならないことに気づきました。 - 本や見積もりなど、何かを修正したり改善したりするために変更すること。
You need to prepare a revised estimate for this client.
このクライアントのために修正見積もりを作成する必要がある。 - 〔試験に備えて~を〕復習すること。(英)
I spent these two days revising for my exam.
この2日間は、試験に向けて復習をしました。
参考:https://www.oxfordlearnersdictionaries.com/
上記3番をのぞいて『改訂する/訂正する/修正する』などの意味で使えば日本語でリバイズというのとほぼ同じ。
類語
類語としてはchange/rewrite/amend/modify等が挙げられます。
- change:全面的に、もしくは全く別のものに変えるという意味合いが強いですね。
- rewrite:書き直す/書き換えると意味ですね。changeに近いけど、まだ原本を元にしているイメージがあります。
- amend:資料や文章などの修正という意味で使われますが、reviseに比べると、間違いの手直しといった軽微な修正でしょうか。
- modify:変更する/修正するという意味ですが、「よくなる」という意味が含まれているので、改善する/改良するというイメージです。
まとめ
日本語としてもほぼ同じで使えますのでそのまま覚えておくと便利です。
英語で「直してほしい」などと伝えるときは、reviseに加えて上記の類語を適宜選ぶと、らしいニュアンスとなります。ご自分のしっくりくる表現をお使いになるのもいいですね。