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ChatGPTで英文添削

はじめに

今回の記事では、「ChatGPTに英文添削お願いしよう」というテーマで、ChatGPTを英語学習に活用する方法について紹介します。

ChatGPTを使った英文添削の方法

ChatGPTを使った英文添削の方法は、ここではChromeのChatGPT画面を使った場合を紹介します。

プロンプト

ChatGPTに与える命令をプロンプトと呼びます。ChatGPTの振る舞いを規定しなくてはなりません。

参考:コピペでOK!ChatGPT×英語学習に使える「深津式汎用プロンプト」まとめ

ここでは以下の例を用いました。

ChatGPTには英語で指示したほうが間違いが少ないということだったので今回は英語としました。

#Instructions :
You are an American professional English teacher.
Please output your best correction based on the following constraints and input sentences.#Constraints:
The text should be easy to understand for CEFR B1 level.(必要に応じ学習レベルを設定します。B1は英検2級くらい)
Keep sentences concise.(文章を簡潔にするよう指示します)
Correct any grammatical errors or more appropriate expressions.(文法の間違いやより適切な表現に)
Give the reason for the correction.(修正の理由も示して)
Please make it in table format.(表形式で出力してもらいます)
#Input: (この下に添削元の文を挿入します)

この後に、修正対象の文を入力すると、数秒のうちにChatGPTは修正を示してくれます。

添削例

以下は添削の例です。イチジクが好きだという短いエッセイです。右側に修正文、そして修正点が表で示されています。

結構細かく直してくれました。文法上の誤りの他に、すっきりとした言い換えも示してくれました。

ChatGPTで英文添削

ChatGPTを使った英文添削には、以下のようなメリットがあります。

自動的に文法ミスを修正してくれる

文法的なミスを自動的に修正してくれます。例えば、主語と動詞の不一致や冠詞の誤り、語順の間違いなどがある場合、それを検出して、正しい形に修正してくれます。

自然な英語にする

英語の自然な表現を知っています。そのため、不自然な表現や日本語の直訳などを修正して、より自然な英語に変えてくれます。

間違いに気づかせてくれる

自分で書いた文章には、つい見落としてしまう間違いがあることがあります。そうした間違いに気づかせてくれることができます。また、自分の文章の表現方法についてのフィードバックも得られるため、自己評価を向上させることができます。

スピードが速くて手軽

人が添削する場合は、時間がかかることがあります。自動的に修正されるため、スピーディに英文添削ができます。また、いつでもどこでも、手軽に利用できます。

おわりに

ChatGPTを使った英文添削は、上記のようにすばやく修正してくれます。これを学習に使えば何度も繰り返し練習できます。

なお、最後になりましたが、ChatGPT(AI)の出した回答が必ずしも正解でないことは覚えておいてください。誤りが混じっているかもしれません。定評ある辞書に当たる、信頼できる先生など、どこかでチェックをしてください。

Photo by Thom Milkovic on Unsplash

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